MFSZ 2017 with 深圳の旅 with シンガポールの旅 その2 - 前乗り香港編
いきなりタイトルを略しましたが、前回に引き続き深圳への旅について備忘録していきたいと思います。
今回は、11月8日〜9日の香港経由での深圳入りについて。
フライト準備
毎回なのですが、海外行くときは諸般の事情で準備がフライト24時間前になることが多い。
予防線の張り方含めて段取りが悪いのであるな。(と、CV千和さんでキャットに言われたい)
とりあえず、今夜中に荷造りしつつ、MFSZで被る用の帽子作ろうかな…
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2017年11月7日
結局片付けとかしてた
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2017年11月7日
今回も例に漏れず、荷造りと、Maker Faireでかぶる用の帽子作りと、部屋の片付けをして夜を明かした。
今回は深夜フライトなので、夕方までは普通に仕事ができる。サイコー。この日も昼に社外で客先会議があった。
上記の通り早朝まで作業したのち、荷物を抱えて小田急で都内へ移動したのだが、ここで問題発生。
やっべ。パスポート忘れた
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2017年11月8日
いつかやらかしそーだなーと思ってたけど、ついにやったよ。
自宅と都内のオフィスまでは小田急JR乗り継いでおおよそ1.5時間。このときすでに下北沢。つらい。
どうにもならんのでそのまま引き返し、駅からタクシーで自宅へ往復。
ギリッギリだったが、客先会議に間に合った。フライト前からネタだ。
にしても、パスポートと免許証は完全にソフトウェア化して生体認証で行けるようにしてほしいな。マジで。
フライト
フライトは 香港エクスプレス UO623 である。深夜に出て早朝に着くという、香港でちょっと観光しつつその日のうちに深圳入りしようという私には願ったり叶ったりなフライトである。
羽田の国際線ターミナルに到着し、ポケットチェンジ でWeChat Payにチャージしてからチェックインやら出国やらを済ませて普通にフライト。
ポケットチェンジについてはWeChat Payについて後日まとめて書く。
香港到着
香港到着。定刻よりちょい遅れ。
イミグレでスタンプの代わりにレシートみたいなのもらった。よくわかっていない。
重要度がわからないのでパスポートに挟んでいたが、深圳に入国するあたりでロストしたっぽい。
写真を撮らなかったが、香港空港はさすがというか綺麗で整ってた。
ここで、出国前に同便ということを確認していたOさんと合流。
(同便だったのも、それに気づいてくださったのも、合流することになったのも全くの偶然だったのだけれど、これが香港周遊のクォリティを大きく左右することに)
OさんはMaker Faire Shenzhenの出展者。萌神さまを出します。詳細は後日まとめます。
今回は息子さんと一緒。息子さんシャイだけど良い子っぽい。良い経験できてていいね君!!
到着後は現地で作戦練ってから深水埗でSIM買って深圳に行こうと思っていたのだが、Oさん香港経験値1万くらいの超手練で、移動から何から全部教えてもらうことに。
ほんと感謝。合流できてよかった。
で、Oさんの提案でひとまず川龍村へ飲茶で朝食しに行くことに。
まだ電車動いてないので、A31乗り場からバスに乗り、市内へ。
端記茶楼
川龍村にある 端記茶楼(Duen Kee Chinese Restaurant) は、美味しい飲茶とクレソンで有名とのこと。
川龍村へは荃灣(Tsuen Wan) のあたりからタクシーを拾って移動。
地図を見せたらすんなり行ってくれた。街中で拾ったふつーのぼろっちいタクシーだけど、運ちゃんある程度英語通じて安心できた(安心し過ぎはよく無いけど、今年西安行ったときのトラウマが。)
こんな山奥の昔ながらの中国の田舎って感じの場所で、
店構えや周囲も不安になる感じ。
日本人はどう間違っても普通こねーだろって感じなのだが、、、
うまい!うまいよこれ!
味付けがどれも薄くなく濃くなくちょうどいい感じ。
特に、
採れたてで茹でたばかりのクレソンがうめー。優しい味。
クレソン畑が店の近くにあり、朝7:30ごろに採れたてが出てくる。
お店は基本はセルフサービスのバイキング形式。ただしクレソン含めていくつかはお店の人に直接オーダー。
会計は皿の枚数。
クレソンは7:30だけど、8時ごろになると混んできた。
席数は少ないので、7時ごろに到着して普通に飲茶しつつ、クレソンを待つ今回のパターンが勝ち確定っぽい。
いや、これほんとよかった。Oさんありがとう。。。
帰りはちっちゃなコミュニティーバスみたいなやつで街中へ。
確か6HKDくらいだったんだけど、小銭が無くて10HKD払った。
香港は電車もバスも(このちっさなバスでさえ) 八達通(OCTOPUS)というSuicaと同様のICカードで乗車できる。
八達通 については、深圳通やEzlinkと一緒に交通系ICカードとしてまとめて書きたい。
意外なところにJTB
街中に戻ってからは荷物が面倒なので、一旦 JCBプラザ ラウンジ で荷物を預かってもらうことに。
JTBのカードを持っていれば(ゴールドとかでなくても)だれでも利用できるラウンジ。
荷物預かりの他にも、可能な範囲で旅のお手伝いをしてくれる。
僕は深圳へ行くMTRの料金を調べてもらった。
JTBって海外で使えるイメージ無くて、今回も自宅に置いて行こうかとおもってたので、これは意外&超便利だった。おすすめ。
深水埗
香港での目的地。深水埗(Sham Shui Po) へ
まずは有名な屋台通りにSIM買いに。
深水歩でsimゲット pic.twitter.com/6gJaFfMMCe
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2017年11月9日
75HKDだった。
ただし、中国移動香港はTD-LTEなので注意。
私はGalaxy S8が対応してたのでOKだった。日本国内でしか販売してないモデルだと削ってる可能性が高い。
SIM屋台の軒先きに電話番号と値段がずらっと印刷されて張り出されてて、売れた番号に黒線引いてあった。
華人の人は数字の縁担ぎが好きなので、電話番号も値段が結構違う。
全体としては、SIMだけじゃなく、パーツ屋、アウトレットな家電屋、オーディオ屋など、盛りだくさん。
昔の秋葉原ってイメージ。
深圳はパーツがメインだけど、製品で買うなら深水埗の方がいいのかもしれない。
屋台通りを満喫した後は、街的にメインとなる(秋葉原におけるヨドバシアキバ的な?)Golden Computer Arcadeへ。
上の階はまだ開いてなかったけど、B1はPCパーツ屋がずらっとある。
GeForce GTX1060とか入ったPCでも、日本より7割くらいの値段のイメージ。
パーツ単体だとそんなに変わらないから、組み立て人件費とか諸々の差だと思われ。
ここまで色々教えてくれたOさんとはここで一旦お別れ。
次はMaker Faireの会場で。
そして深圳へ
MTRで羅湖(Lo Wu)経由で深圳へ。
香港と深圳の間にはイミグレがあります。
←香港最後
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2017年11月9日
中国最初→
空気の差 pic.twitter.com/guW9Abv5DR
深圳側のイミグレで入国カードの他に出国カードがあり、意味がわからなくて切り外して捨ててしまったのだが、後で深圳空港からシンガポールに向けて出国するときに必要になって慌てて書くことになった。。。
ちょうど団体さん(2、30人くらい?)と重なってしまってすごーく待たされたけど、基本トラブル無くイミグレ通過。
ただ、イミグレは5レーンくらい?あるのに、その先のセキュリティが1レーンになって絵に描いたようなボトルネックになってたのは辛かった(苦笑)
通過に1時間以上掛かった。団体客と重なると弱い感じだと思うので、ここ使う場合は余裕を持った方がいい。
深圳のセキュリティ出てすぐにタクシードライバーの性根のたくましさの洗礼を受けた。
地下鉄に乗り継ごうと駅を探してたら、タクシードライバーが駆け寄ってきて、「深圳行くならタクシー乗りなよ!」って譲らず。
TaxiじゃなくてTrainだって言って押し問答してたらわらわらと黒服の公安も寄ってきたけど、全員ニタニタとやりとりをみてるだけ。お前らマジか…
結局、助けてくれたのは後から寄ってきた別のタクシードライバー。
「彼Trainだって言ってんじゃんwほら向こうだよ(指差し)」って言ってくれて解決。
後からきた運ちゃんありがとう。君の優しさは忘れない。
地下鉄の駅では入り口すぐのところに深圳通(交通系ICカード)の販売所があって、WeChat Payで購入。
こいつについても後日書く。
マストバイ。
国境からは1号線で華強北路へ。
ここでSさんと合流して、お店を案内してもらう。
やだ…深圳チョー楽しい……もっと店まわりたい…
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2017年11月9日
あっという間にファーチャンペー大好き人間の完成である。 華強北路については別途まとめる。
初日にして深水埗と華強北路という二大電気街で買い物してホクホクのまま、Maker Faire Shenzhenの会場に近いホテルへ。
東京のビジネスホテルより安い。
一つ想定外だったのは、デポジットをキャッシュで取られたこと。
今回現金の人民元はほとんど用意してなかったので焦った。
前乗り香港の旅 + 深圳入りはこんな感じでした。
ICカードの話や華強北路の話はまた後日。