3Dプリンターが届いた
丸一週間かかった難作業を終えて「連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる。」状態で半ば放心状態で過ごしていた先週の土曜の昼時に、Kickstarterでバックしていた3Dプリンター「Mooz」が無事届きました。
梱包と内容物
こんな感じ。さすがは信頼と実績のDobotさん、段ボールにちゃんとロゴ入ってます。
内容物はこんな感じ。
これを組み立てます。
組み立て
もともと、Mooz-1と2は使用するパーツが違うだけで、前提的にモジュラブルな構成になっているので、組み立て自体はらくちんです。
組み立て中、微妙にカバーの作りが甘くて、DIYで加工したり
微妙にカバーが干渉しててネジ閉まらなかったから、加工した! #mooz pic.twitter.com/aG0r34Murs
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2018年2月10日
各パーツが金属製でそこそこ重いので、床とパーツの双方に傷をつけないように慎重にやってたら、合計で1時間くらいかかりました。
なお、メインボードはこんな感じ。でっかいARMのチップ
組み立て完了してさっそく動かそうとした矢先…
Mooz動かそうと思った矢先、これ変換するやつが見つからなくて咽び泣いてる pic.twitter.com/6SmnkiD5vN
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2018年2月10日
必要な時には無いんですよね。これ。
部屋の片づけしてるときには複数出てきて捨てたりするのに。
仕方ないので急いでヨドバシ行って調達。
かくほー pic.twitter.com/kUBeof8ebN
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2018年2月10日
印刷
あとは、PCに印刷用のソフトやらなにやらを入れて準備します。
印刷には、マニュアルでおすすめされていたのでとりあえずCuraを使います。
Ultimaker Cura 3D Printing Software
印刷中はこんな感じ。
最初、そのまま印刷掛けようとしたら、出荷時のファームウェアの不具合っぽくて再起動がしまくり、おかげでZ軸の0ポイント設定とフィラメントのロード/アンロードは沢山やったので慣れました(苦笑
1/20に出たばかりの最新ファームを焼いたらばっちり安定しました。
印刷中に放置してたらWindows10が更新かかって再起動するなどトラブルもありましたが、印刷の方はなんとか無事でした。
PLA 標準設定 積層0.5mm
PLA 標準設定 積層0.06mm
なお、FAGの武装に使いたかったので、ナイフのモデルを30mm * 3.5mm * 2mmくらいのサイズで積層0.06mmで出そうとしたけれど、何度やってもサポートだけ印刷された。 Curaの癖なのか、そもそもそういうものなのかよくわかっていない。
そして、今週、ABSフィラメントが届いたので、ABSでもチャレンジ。
とりあえず最高品質で見たかったので、積層0.05mmでチャレンジしたのだが、ことごとく失敗。
一面チリジリになったABSのカスだらけになったり、なんかダマになったり、ヘッドにこびりついたり。
ABS使おうとしたら失敗しまくって、早速分解してヘッド掃除してる pic.twitter.com/spOQKBJIuq
— ウズキアオバ (@uzuki_aoba) 2018年2月17日
仕方ないので、積層粗めで再チャレンジしたら出力できました。
ABS カスタム設定 積層0.6mm
感想
- 比較的コンパクト、組み立て式なので引っ越しとかでもバラせばOK
- 期待していたレーザーカットとCNCは後日確認したい。3Dプリンタと合わせて、一台三役なのは嬉しい。
- 制御用のタッチパネルが本体と分離しているので、操作するときに屈んだりせずにイスに座ったままでもできるのが地味に嬉しい。
- 積層ピッチ0.05対応ということで、それ自体はいいのだけれど、構造(駆動方法)の問題もあって結構印刷中に細かくズレるので、微妙。
- あまり造形が細かくない治具的なパーツの出力はよさそう。
- Firmwareの更新が今のところちゃんとしているので、多分今後どんどんよくなって行くだろうという安心感はある。
- Curaはイマイチ使い勝手がよくないので、他の汎用のソフトを探したい。
- 多分スライスに失敗してるのに印刷通ってる場合がある。
- サポート材の生成が微妙すぎる。どこまでサポート材かわからないし、生成物とくっつき過ぎてる。
今まで外出して、利用時間気にしながら出力してたのに比べれば気が楽になりました。 自宅でサクッと出力できるというのは良いです。