レバノン13日共同

ずっとサバイバル。

NT熊本2018に参加しました その2(イベント当日)

NT熊本2019参加レポートです。 その1の続き。

uzukiaoba.hatenablog.com

その2では、4/27、28のイベント当日の話や、イベントの感想など。

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全体的な流れと空気感はTogetter追ってもらった方がわかりやすいですが、ここでは個人の目の届いた範囲ということで。

togetter.com


4/27(土)

早朝8時過ぎに会場入りして会場準備のお手伝い。

特に設営のお願いとかなかったし、役割分担もなかったけど、自然とそれぞれが自分ができることで、やった方がいいと思ったことをこなした感じ。

僕は足のことがあって荷物運んだりはできないので、会場の電源の取り回しをやりました。

あと、サークル入場の特権を遺憾無く発揮し、開店前に M5StaffのM5Stack本をゲット。
(技術書展行けなかったのまだ気にしてたやつ)




10時から展示開始。
後述しますが、本当に子供が多く、終始展示は賑わいました。




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僕のブースは場所が角でとても良かったのと、クラッピーという巨大IPの力があったので、人の流れがあると結構子供が寄ってきてくれる感じでした。 (ブースの内容については後述します)

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真反対のエリアにワークショップのブースがあり、Strawbees、MESHでLチカ、LEDアクセサリーを作るやつがかなり集客に貢献してたイメージ。

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というか、うちのブースまで来てくれるお子さん、ほとんどこのLEDアクセサリーつけてた。

値段設定も200円で、作業時間も短いから、ふらっと寄った親子連れにちょうどよかったんだったんだろうなぁと。




途中、ステージイベント色々あったけど、研究◯連発がショッピングモールという枠を超越した感じで実にNTぽいなと思いました。



自分では、夕方のアイデア供養祭に出演。

後半の盛り上げないといけないポイントにもかかわらず、「まぁ、NTだとわりとオタもおるからこういうネタでも響くやろ」と仕込んでいたネタが全部響かず、一言喋るたびに焦りが雪だるま式に育っていって目も当てられない状態に。

怪我で準備時間なかったとか言い訳はたくさんあるけど本当に申し訳ねぇ。
ここからなんとかシメに繋げてくれた、このパートの司会の ajimitei さんには本当に頭があがらねぇ。




17時に展示終了。 各自片付けて、中夜祭へ。 (会場が光の森、中夜祭は下通でかなり距離あるので、移動が難点。でもこれは仕方ないんだよなぁ。田舎ってそういうもの。)

夜の部

中夜祭は アニソン&ゲームミュージックBAR とらい☆あんぐる で Unityライブコーディングや 山口から参戦した しゃーぺー のDJ、終いには KSDさんのライブ現像(撮って出し)など。

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ヒライのカツ丼を食いながら眺めるという謎状況がカオスでした。

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あと、全体的にみんな光り物つけてるのでクラブと思えないほど室内が明るいwww 僕はクラブとか超絶苦手なんですけど、ああいう雰囲気なら大丈夫だなーと。

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二次会は近くの通称「ピンク」へ。

光るGeek帽子をみんなにかぶせて遊んだりしました。

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前日のブラックコーヒー事件により、この日はテキーラショットは禁止。



この後 組長@圧(@kumi0708) さんが潰れた。



宿泊先に戻り、さらに飲み直し&シメに肉。

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あ、右上にブラックコーヒーが写ってますね。




4/28(日)

2日目もだいたい8:30ごろには会場に居たと思う(うろ覚え)

設営完了後に、1日目の反省をもとに、展示の遊び方を説明する動画をその場で作成。
iPad Proで撮影し、Adobe Premiere Rushで編集し、そのままiPad Proで無限再生という素晴らしい即席具合。

youtu.be



昼前にステージでは「クラッピーチャレンジ・イン・ザ・ダーク」が開催。
要は、バラしたクラッピーを目隠しして組み立てる。

思いっきり内輪ネタ企画なのでどうなるんだろうとちょっと不安だったけど、フタを開けると内容のシンプルさからか子供達の参加が盛況で、一番会場に合った催しだったです。
今回のNT熊本をよく表した感じになったなーと。

子供達編が終わった後の大人の本気編も含めてwww



2日目は1日目よりは人が少なめだった印象。おかげで昼ごはんを出展者同士で食べれた。

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夜通し下通りで飲んで、シメに食べてた思い出の味、桂花ラーメン。



2日目も17時に予定通り終了。

みんなで後片付けして、わりかしスムーズに撤収。



公式な打ち上げは1日目の中夜祭でやったので、2日目は仲間内でしっぽりと。




自分の展示について

昨年から引き続き、クラッピーパークと光るGeek帽子の展示。

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缶バッジがまたひとつ増えました。

ブースの展示はこんな感じ。

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「せや!とりあえず光らせといてクラッピー置いときゃ目立つやろ!」
という頭の悪い思考が滲み出ていますね。

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2月に深センで買ってきたスマホで書き換え可能なウェアラブルなマトリックスLED(通称、ガチピクセル)が、今回超活躍。

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軽いので、普段持ち歩いてるスマホ用三脚セットでこんな感じに固定できてディスプレイに最高。

昼食やトイレで離席するときにメッセージ表示したりと、かなり活躍。



展示に対するリアクションとしては、今回子供が多かったのもあり反応はよかったと思います。 最初はちょっと離れてこっちの様子を伺っている子に、クラッピーをゆらゆらさせるとロボットが突然動き出す様子を見せると、笑顔になって駆け寄ってくれる様子はかなり嬉しいものがあります。

あと、2日目の昼頃くらいに中国語と英語を話す男の子二人(兄弟っぽい)が遊んでくれたのですが、ひとしきり遊んでくれた後に、「You make it?」「Amazing! Cool!」ってやり取りがあり、個人的に嬉しかったです。

あと、クラッピーパークだけじゃなくて、光るGeek帽子 の方もちょくちょく被ってみて写真撮る方がおられたのが嬉しく。

シャボン玉おじさん事件

客寄せパンダのつもりで持ってきた香港ディズニーのお土産のミッキーのシャボン玉でるスティックが子供にばかうけ。

あまりにも子供達に人気すぎてシャボンの量が多くなり、会場に迷惑かけそうになったので途中で運用中止に。ごめんなさい。 来年から「シャボン玉は禁止です」って規定が増えたら僕のせいです。




見た展示

おとなり1 、はーたんの蛍光灯のやつ

蛍光灯を楽器にしようという発想も、実際に形にして演奏しちゃうとこも全部ヤベーやつ。



おとなり2、KumaMCNの元祖クラッピーチャレンジ f:id:uzuki_aoba:20190504020021j:plain やっぱビッグクラッピーのインパクトはずるい。

そして、Miniビッグクラッピーの完成度がヤバい。



ゆるUnity電子工作部 RealSence+Unity+NeoPixelで、人間のポーズに応じて光るインタラクティブアート。 f:id:uzuki_aoba:20190504022132j:plain

組長@圧 さんがデモの悪魔に取り憑かれてたのが印象的でした。



熊大嵯峨研の触覚デバイスは現実のFrictionを制御してるみたいでちょっと楽しい。 f:id:uzuki_aoba:20190504011627j:plain



めごまこ さんの展示。 気圧差で家の窓や扉が空いてないか確認するやつ。 f:id:uzuki_aoba:20190504020500j:plain f:id:uzuki_aoba:20190504020445j:plain これ話聞けば聞くほど、目から鱗ポイントが多くて面白かった。



MM-works さんのニキシー管時計の展示。ショップで販売あり。

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f:id:uzuki_aoba:20190504020931j:plain 展示の中には、貴重な国産NEC製のニキシー管も!!!!



あと、akita先生のブース見たかったけどタイミング合わず。

NT金沢でリベンジかなぁ。




NT熊本2019 全体を通して思ったこと

以下は今回の NT熊本について僕が個人的に思ったことです。
運営(お手伝い係)とは一切関係無いのであしからず。

開催スキームの良さ

ゆめタウンという地の利+コスモ企画さんのほどよい関わり具合(内容には口出ししないけど全力でバックアップしてくれる)が非常にいいなとおもいました。

イベントを主催する上で場所の確保はテーマとして重いのですが(学生時代は大学を使えるという強力な特権が使えてよかったなぁーと遠い目)、集客と費用の両面で双方がwin-winになるスキームが組めててすごく羨ましかったです。

子どもが多く来るイベントは良イベント

ゆめタウンという「地の利」が効いている話ではあるのですが、来場者の親子連れ比率が9割くらい行きそうな雰囲気でした。
とにかく子どもが多い。

NTイベントは特に 「大人が、大人の特権を使って、子どものように自分が作りたいものを作る」 作品が多いと思っているのですが、それだからこそ、 大人が楽しそうにやっている様子が、一番子どもの共感を得ているよう に思いました。
(この辺り、個人的にはMaker Faire BayAreaに行った時に受けた印象と同じものを感じています)

作品への理解とか、こまけぇこたぁいいんだよ。   

で、とにかく子ども達が展示を見て、ワークショップ体験して、遊び倒してくれてる事が何よりイベントの成功だったなーと思ってます。
NTイベントとしての方向性が合っていたか?って話だと形態だったり表層的な面で異論があると思いますが、僕個人は本質では「NTらしい」イベントだったと思いました。

ゆるい運営

お世話がかりはいるけど運営はいないので、基本的には枠だけ決まっていて中身はプレイヤーがどうにかするスタイル。

何かissueがあれば関連する人らで話し合って解決するスタイルなので、運営のコストは低い。
「イベントを開催するコストを下げる事で、イベントの多様性を生む」ところが本質としての目指すところかなぁと思いました。

今回、東京・山口のNT経験組が結構多かったので回ったという面も大きかったのかなぁと思うので、搬入に関することや電源・通信などのインフラになる部分はもうちょいお世話がかり側でオーガナイズしてても良かったかなぁという気はしました。
(今回の規模では大丈夫だけど、大きい会場になるとその辺りは致命的になったりするので)




運営の言

運営側のコメントを見たい方は、boothにマッハ新書が上がってるのでどうぞ。

booth.pm

その3へ続きます。