レバノン13日共同

ずっとサバイバル。

退職しました。

1月31日付けで、新卒で入社した会社を退職しました。

(実際には3週目には手続き終わらせて、社員証も保険証も返却したので、だいぶ空いた感じですが。)

現職で得たもの

原価意識とプロジェクトマネジメントからの視点。非常に鍛えられた。

開発は独学故に、開発プロセスについては不勉強なところが大きかったので、伝統的なウォーターフローモデルの実践を体験出来たのはポイント高い。

自分がどれだけ吸収できたかは不明だけど。

あと、辞める直前ではあるけれど、大きな企業でしか経験できないような、公共性の高い案件に関わることができた。

大口の公共事業はSIerの花形であり、達成感の高い案件である。

この経験は非常にポイントが高い。

その他には、酒の席が多くて楽しかった。

私は酒が好きである。部長課長から酒に誘われることは、非常に楽しかった。

最後に、辞める直前の2ヶ月間に応援で出されたプロジェクトの各位から、(後で人伝で聞いた話ではあるが、)自分がエンジニアとしても、テスター(QA的観点)としても、非常に高い評価を得ていたことについて、誇りに思う。

現職で得ることが出来なかったもの

自己啓発意外の面での、技術的向上は行えなかった。

さらに、自分の技術の持ち出しについて、正当な評価を受けている感覚が得られなかった。

また、エンジニアとしての誇りのようなものが摩耗して消えていく感覚に、耐えることが出来なかった。

あとは、社内政治に慣れることが、ついぞ出来なかった。

なぜ辞めるのか

純粋に、目の前により楽しそうなオポチュニティが現れたから飛びついただけである。

現職への不満は多く有り、それを偽る気はないが、それは辞める決定打ではない。

(そんなものは多かれ少なかれ、どの組織にもあるからである。)

あくまで、自分の人生(やり直しの効かない。一度きりの。)をエキサイティングにする為に、より効果的な選択肢を選んだまでである。

人生はロックだ。

今後について

今回は、昨年秋にオファーを受けたところから転職が決まった。

2月からは新しい会社で、新しいプロジェクトにアサインされる。

とりあえずは、大雑把に言えばシリコンバレーでの仕事である。

自分にとって、飛躍の為の大きなトリガーとなるはずである。

以上。堪え性の無い私のHグループ人生は2年に満たずに終わった。

自分でも我慢が足りないと思う。

ただ、この判断が良いか悪いかは別として、私は私の人生とキャリアパスに、真剣に向き合ったつもりだ。

現職で得ることが出来たこととして1つ書き忘れていた。

先輩、後輩、同期、多くの人との出会いである。